ブレーキフルードはご存じですよね。 ハンドルのブレーキについているタンクの中の緑の液体です。 今回整備した車両で、このような車両がございました。 タンクの底の方に、白い物体が溜まっているのがわかりますか? ドライバーなどでこそげるとこうなります・・・ これは、フルードが劣化して固まったものです。 フルードは、紫外線に当たったり、水分を吸ったりして劣化します。 劣化してしまうと、タッチが悪くなるほか、 最悪の場合には熱が入りやすくなってエアがみを起こし、まったくブレーキが利かなくなってしまいます。 また、この白い物体が通路に詰まる可能性もあります。 ブレーキは、命に関わる大切な部分なのでしっかり整備しておくと安心ですよね。 当店では、車検毎に交換させていただいています。 一見、なにも劣化していないように見えても、新しいフルードに交換するとタッチは全然違ってきますよ! ご自身でされる方もいらっしゃいますが、 BMWは通常のやり方ではフルード交換できない特殊な車両もございますので ぜひ我々専門のディーラーにお任せください。